euvicc’s sphere pt.3 (migrated)

はてなダイアリー時代に書いてた古い古い日記です💦 更新はしません。

窓 vs 虫食い林檎

まぁ、IT業界*1に身を置く者ならばすぐにピン!とくるだろう。実を置かなくても英単語に直してみればわかるだろう。それはともかく、要はMicrosoftゲイツくんとApplesのジョブズくんのことである。
Microsoft=悪/Apple=善っていう世界観?らしきものが出来上がってからずいぶん経つ。むろんMicrosoft=悪/Java=善とか、/オープンソース=善とか、/UNIX=善とか、Microsoftはいろいろ相手にしてますがw
じゃあ敢えて問おう。Microsoftは本当に悪なのか!?!?
ここに、面白い意見を見つけた:
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20060126201.html(HotWired Japan)
一部引用させてもらうと

 ゲイツ会長は冷酷な資本家だ。天才なのかもしれないが、その興味は技術を改良するよりも、利益を最大化する方向に向けられている。復讐に燃えるオタクの究極の姿――学校では仲間はずれにされた恨みを胸に、みんなを血祭りにして最後に笑う男、といった感じだ。

 これとは対照的に、ジョブズCEOは、最近になって大きな成功を収めているものの、ビジネスにはさほど関心を払ってこなかった印象がある。むしろ、ジョブズCEOはアートやカルチャーといった文脈で語られることが多かった。審美眼を持つアーティストで、世界を変えるという野心に駆られている――それがジョブズCEOのイメージだ。

 だが、2人にまつわるこうしたイメージは間違っている。実は、2人の真のイメージはちょうど反対だ。世界を変えているのはゲイツ会長で、自分を必要とする社会の声に耳を貸さず、ひたすら金儲けに突っ走る資本家の役にぴったりなのはジョブズCEOのほうだ。

一部から猛烈な反発が起きそうな記事じゃないですかw どうしてこの記事がこう言い切っているかは、リンク先を読んでみてくれ。長文だけど。
オレは、Microsoft=悪だとは思っていない。「勝てば官軍」という意味合いが強いけど。でも、MSは結局のところこのコンピュータ業界を変えたと思う。オフィスクライアントの環境は基本的にWindows一色だし、ネットだって、不具合が山ほどあったとはいえIEというブラウザがあったればこそWWWが爆発的に広まったんじゃないすか? Windows以前はどんなんだった? メーカー毎に互換性がないワープロ使ってませんでした? NECPC-98シリーズで国際的には互換性なかったんでは?
Windowsが使いにくいって? UNIXMacの方が優れてるって? そりゃもちろんそういう面もあるでしょうね。じゃあUNIX系使ってるのって誰? 企業内のサーバとか大学の計算機室・研究室でしょ? じゃあMac使ってるのは誰? お絵かきな人と音楽な人と出版系ばっかじゃない? そりゃもちろんMSの汚いマーケティング戦略の賜物ともいえるが、ほとんどのコンシューマ環境はWindowsじゃないですか? オフィス環境なんかまず確実にWindows PCでしょ?
Mac使えない人は結構いるよ。UNIXなんて使えない人ばっかだよ。じゃあWindows使えない人っている? いるこたぁいるけど、相対的には圧倒的少数だと思うよ。・・・つまりは、MSのWindowsならほぼ万人が使えるってことになるんじゃねーの?
なんか脈絡のない話になっちまったが、要はそういう製品を世に出してる*2会社なら、やっぱりMSは(・∀・)チゴイネ!ってことよ。

*1:こんな言葉本当はキライです

*2:「作った」と言っているわけじゃない。念のため