新白河旅行顛末記(2日目)
さて翌朝。
前日の雷雨とはうって変わったキレイな青空。高原だけあって朝は涼しい。非常にすがすがしい気分である。
朝飯を食いにホテルの食堂へ行ったのがおよそ朝0730時あたりだったが、そこでビックリするものをまた見つけてしまった。
生きてる実物を久々に見ました。カブトムシの♂。業者が養殖したもんじゃ〜ありません。天然ですｗ ていうかゴミ箱とかで普通に見つかるのかここでわ!!
朝食を済ませてコテージに帰り、本日の計画を練る。チェックアウトは1130時だが・・・そこまでこの部屋でマターリしているのも芸がない。予定では本日帰るわけだが、さっさと宿を出て駅に戻り、レンタカーを借りてどこかに行ってみよう! と決定。そしたら出発までの僅かな時間英気を養おう、と横になり、精気を失いました(ぉぃ まぁ、旅行ですんで(苦笑)
新白河の駅に戻る際はホテルのバスではなく路線バスを使ってみた。もちろんイナカです、路線バスは1時間に1本しか来ません。しかも、ホテルのフロントがくれた時刻表が1年以上も前のものだったせいで当初の予定時刻になってもバスは全然来ない。炎天下に、バス停*1で30分近く待つハメになったorz
バスに乗って面白かったのは、バス専用車線ならぬ「専用道路」があること。マジで専用、他の車は進入禁止。しかも元は明らかな農道で、田んぼをぶち抜いて走ってますｗ なんて贅沢な土地の使い方でしょう、東京じゃ考えられません。ていうかエンジンとタイヤで走ってるだけで、これは線路そのものですなｗｗｗ
30分ほどもバスに揺られてようやく新白河駅に到着。関の里からけっこう距離があるんです。で、今回は利便性を考えJR駅レンタカーを借りた。借りた車が悪名高き三菱車だったのが非常に気になったが、料金安かったし文句は言うまい。昼前だし、まずは腹ごしらえといこう。
実は、白河という土地はラーメンで有名なんだそうです。全然知りませんでした。ていうか、宇都宮の餃子と同じくらい、土地との関連性がわかりません(苦笑) それでも、白河近辺には数十軒のラーメン屋があるそうで、それならばと駅前で見つけた「風雲児 醤」に入ってみた。
結論から言うと、白河ラーメンは特別オレらの口に合うものではなかったようだ。醤油ラーメンは嫌いじゃないけど、麺がちょっとね┐(´д｀)┌ それでも、この店の炎醤麺は激辛味噌味で、なんかすごく美味かった。
さて腹ごしらえも済み、決めた行き先は・・・那須どうぶつ王国。都内にも似たようなテーマパークはあるんだが、自然=どうぶつ! 犬やネコと転げまわって遊ぶのだぁっ!! と、国道289号線から4号に入り、一路那須へと向かったのである。
http://www.nasukogen.co.jp/oukoku/
入場とともに出迎えてくれるのが・・・意味不明のオブジェｗ 体は犬(たぶん)、頭は・・・なすび!? この王国の王様っちゅーかマスコット"おいでナス"くんです。
こんなヤツｗ 正面から見ると非常に間抜けです。
まずいきなり「キャットハウス」に直行。ネコがあちこちに転がってます。その佇まいはまさに退かぬ、媚びぬ、省みぬ!・・・さすがネコ。しかし、その後のショーではスタッフにエサで釣られていろいろ芸をしてました。ちょっと強引な感があったけどｗ それからドッグパークで大型犬と転げまわって遊ぼう!と思いきやみんな暑さにダレてへたってるだけ。ていうか駆け回るガキがウザすぎ*2て、あんまり触れませんでした(´・ω・`)ショボーン
さらにキャッテリアでマターリとしているネコたちにさわりまくって、今度は亀の建物に入る。実はここが一番面白かったかもしれん。知能もへったくれもないが、何故か愛嬌がある陸ガメたち。説明の兄さんが面白くてワロタ。亀ってすごいね。なんであんなデッカくて、固い甲羅しょってずっと生きてるのか、理屈でわかってもとりあえず非常に不思議であります。ニョキっと伸ばす首がなんかユーモラス。
入り口ではミドリガメのカメすくいをやってたわけだが、相方にせがまれチャレンジ。1000円って、正直暴利じゃないっすか?? 結局一匹も取れなかったわけだが、飼育セット込みで一匹もらえたんで、1000円で水槽ごと買ったことになるわけだな。ちゃんと家に連れて帰り、我が家の新たな家族として迎えられたわけだが、このカメの話はまた後で。
・・・と、空が曇ってきた。遠くでゴロゴロとドラム音。(゜Д゜≡゜Д゜)?また雷ですか。最後においでナスくんの着ぐるみと記念写真を撮り、そうそうに車に退散する。そういえば予報で雨だって言ってたもんな。前日のようなどしゃ降りになると、今度は車で来てるんで別の意味で危ない。近くでてきとうな温泉に入って帰ることにして、どうぶつ王国を出国したのだった。
那須甲子有料道路を通過し、キョロロン村のそばにある公共浴場(もちろん温泉)に行く。ひとっ風呂浴びて汗を流し、さぁ新白河へ帰ろう・・・としたら、すでに雨が降ってましたorz 運転するのが怖くなるようなすごい雨。スリップとかはしなかったけど、知らない道なんで不安だったね〜。
新白河に着いたはいいが、雨が止む気配はいっこうになし。そうなると今度は別のことが心配になってくる。帰りの電車だ。新幹線が止まれば、その時点でオレらは身動きが取れなくなる。最悪のケース、そこで泊まりだ。
しかし、運が良かった。東北本線は大雨で止まっていたものの、新幹線は無事。相方は喫煙席を条件に空席を探し、一瞬の判断で1930時のMAXやまびこ、それもグリーン車をゲット! 2100時ごろには、無事東京に帰って来れました。
短い旅だが非常に充実した、楽しい旅行だった。休みが二人してもう一日取れれば二泊したんだけど、リフレッシュしたんで十分です。
・・・さて、明日からまた気合い入れて仕事せねばな。
