euvicc’s sphere pt.3 (migrated)

はてなダイアリー時代に書いてた古い古い日記です💦 更新はしません。

大東亞戰争敗戰六十周年

なのであります。
60年前の今日、ポツダム宣言を受諾し日本が無条件降伏したのは、戦争に勝てなかったんだから仕方がないことだ。しかし、本日この記念すべき日に少なくともオレが思うことは「極東国際軍事裁判は不当かつ違法」であり、断固として認めるわけにはいかないってことだ。勝者が敗者を裁く? ちゃんちゃらおかしい話ですぜ。
まず、「戦犯」ってものの意味そのものがおかしい。
A級*1戦犯という区分(これも米英ども連合軍のつけたものにすぎないが)があるがそんなものとは別に、何故天皇が戦犯に含まれていないんですか? 名目上でも国家君主でしょ? 裁かれる第一は彼じゃないですか?? 戦争を起こした責任とやらじゃありません。彼の最大の罪は負ける戦争をやらかして、しかも事態を収拾するどころか何もせず座ってた責任ですよ。元首であるからには、何もできなくてもそこに責任は存在するんです。開戦の詔勅には御璽御名が記されてるわけで。
本当の戦犯とは「勝てない戦争を起こし、さらにはほしいままに資源・人命を浪費したこと」だと思います。「平和に対する罪」? U゜Д゜U ハァ!? とんだお笑い種だ。あまりにナンセンスです。
もうひとつ。なんで連合国の連中が裁判してるわけ? 戦犯を裁くべき人は日本国民です。ろくな手順も踏まず、裁判と言っておきながら弁護人もまともにつけず、いわゆるBC級*2戦犯と呼ばれる人たちをいったい何人殺した? てきとうな建前をつけた、単なる復讐でしょ。どう考えても間違ってます。
すでに戦争から半世紀以上経っているんです。自分たちが当事者でないからこそ、そろそろ押し付けられた「勝者によるルールと歴史」をひっくり返し、自分たちの目と耳で冷静かつ理性的にあの戦争を考えたいものです。

*1:平和に対する罪

*2:Bは通例の戦争犯罪、Cは人道に対する罪――拷問/残虐行為など