新スタートレック第3シーズン

今日の話は、なんとアンドロイドのデータ少佐が子供を作って、いや創ってしまう話。
データ本人よりも進化した電子頭脳を持つその子供「ラル」は、最終的にはその進化した頭脳によってオリジナル(=データ)にはない「感情」を取得し、そしてそれがためにシステムに致命的な異常を引き起こした。電子頭脳の初期化という大手術を施したものの功を奏さず、機能を停止――死んでしまう。人間で言えば、情緒不安定からきたパニック障害発作というか、感情の高まりから心臓発作を起こしたような感じかな?
ストーリー的には陳腐な感があるけど、データが自身を独立した「種族」の最後の一人*1とし、ラルの父親として悩み、考えながら接しているところ。「アンドロイドの自分には感情がない」とか言ってるくせにその行動は愛情あふれる……ってゆーか親バカそのものってところがなんともいえず面白かった。
手術に失敗し、ラルの最期の時。ラルが「生命をくれてありがとう、パパ」と言うシーン、自分は不覚にも素で泣きました。・・・いや、きっと全米が泣いた。泣いたはずだ。泣いたに違いない。いや絶対泣け(本気)
・・・しまった、1時間も仕事サボってしまったよ＿|￣|○

*1:設定上、データと同じ型のアンドロイドは、開発者が死んでしまったため他には一体もいないことになっている