宇宙の戦士
前回「スターシップ・トゥルーパーズ」について書いたが、せっかくなので原作を。
- 作者: ロバート・A・ハインライン,矢野徹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/09
- メディア: 文庫
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高校生
あらすじをすごく乱暴に説明するとこんな感じ。ヒューゴー賞をとっているそうだが、その賞がどれほどの価値を持つのか、残念ながらオレにはわからん。内容の各所に軍国主義的な記述=作者の思想?が書かれているため、ファッショとして酷評する人もいれば、単純にエンターテイメントと割り切る人、現代社会への警句ととる人、いろいろいるらしい。
そういったことを離れて、映画との違いを書いてみよう。
- 主人公の名前が英語読みになって「ジョニー」
- 映画ではつき合ってたカルメンだが、原作では友人か憧れの的レベルだった*1
- 映画では機動歩兵でも男女一緒*2だが、原作では男のみ
- 逆に海軍は原作だとほぼ全員女である
- 映画では単なる歩兵になっている*3
- 原作だと海軍では頭を剃っちまうが、映画のカルメンには髪があった*4
- 映画では退役軍人の先生が機動歩兵「ラスチャック愚連隊」の指揮官になっている
- 映画で主人公といい仲になるフローレンス(女)は原作だと冒頭で戦死。ていうか男だし
ちなみに、原作だとリコはさらに志願兵から職業軍人となり、士官への道を歩んでいくわけだが、そのへんになると「歴史哲学」の授業でハインラインの自説が全面展開される。これがけっこうくどいw でも、言ってることに多少の真理は含まれているんではなかろうか。少なくとも、オレはこれだけでも賛同する。子供には体罰が必要だ。他にもいろいろあるけど、読んで数日たったから忘れた(ぉぃ 思い出したら書くことにしよう。