いや、単なる雑感。
つい最近まで、久々にファンタジー小説*1を読んでいたわけだが、本屋で文庫本を探していると、どうしても↓の方が目についてしまい困ったw
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懐かしいな〜、エルリックですか。黒の剣"StormBringer"キタコレw 「アリオッチ! アリオッチ! 我が魂を御身に捧ぐ!!」ってなもんで。
くそ生意気な某魔法使いの餓鬼の話から、映像はすごいけど話はたいして面白くないファンタジー巨編の映画化、そしてつい最近のショボいドラゴン乗りの少年に至るまで、最近ファンタジーが流行りですな。これもその類で新訂版を出したのかと思いきや・・・昔のヤツは絶版してしまっていたそうな。なるほど、復刻版だったわけですか。
ちなみに昔のは↓ カヴァー画も当然載ってないorz
メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF―エルリック・サーガ (587))
- 作者: マイクル・ムアコック,安田均
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1984/11
- メディア: 文庫
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閑話休題。
さて、たまたま本屋で上記の本を手に取ったことがある。パラパラとめくってみて・・・ん? なんですかこの違和感は??w ところどころで、なんか変なんですよ。単に訳者が違うだけ・・・・・・じゃなかった!!
なんですか、その気の抜けた名前は?www もちろんわかっています。エルリックの守護神にして潜在的な最大の敵、地獄の公爵、"剣の騎士"ことアリオッチ様、その人です。いくら作者が神々の名前の発音を定義してない*2からって、ホはねーだろ、ホは┐(´∀`)┌ヤレヤレ
とはいえ、この「定義がない」ってヤツ、クトゥルフ神話も同じだよな。人間にはどう考えても正しい発音が無理な名前がついてるから、小説とかゲームとかでいろんな書かれ方(日本語訳のこと)してるし。綴りが"Cthulhu"だもんな。「クトゥルフ」「クトゥルー」「クースールー」なんでもありだw
話がそれた。
結局、何が言いたいのかというと・・・名前or固有名詞を訳すときはもう少し考えてくれてもよかったんじゃない? ってお話。
蛇足だが、このエルリック・サーガを含めた『エターナル・チャンピオン』シリーズは「法」と「混沌」の二大勢力が永遠の闘争を続けているという大前提のもとに構築された壮大な叙事詩である。各主人公はその闘争で何らかの役目を負わされ、多元宇宙で幾度も転生しながら戦い続けるという、まあカワイソウな人なんですね(ぉぃ
で、「法」と「混沌」にはそれぞれ神々ってヤツがいる。先に述べたアリオッチ*3もその一柱だ。どうも多神教のようで他にもたくさんいるわけだが、中には女神なんてものもいる。「混沌」の勢力で言えば女神*4キシオムバーグなんかがそれだ。つい先日、この神のスペルがわかった。"Xiombarg"と書くそうな。原作を原語で読んだ・・・わけではなく、この前買ったDark Moorのアルバムに"The Fall Of Melnibone"という曲があるんだが、曲のネタはそのものズバリのエルリックだったりする。その詩の中に女神の名前があったというわけ。
問題は発音。さてこのXiombargはなんと読むか?? 歌の中では間違いなくこういう音でした:「サイオムバーグ」・・・なるほどね、確かにそうも読めるわ。なんか、読み方なんてどうでもよくなってきたよwwww
脈絡もなくダラダラと雑感を書いてきたわけだが、とりあえずこんなところで。ひとつ決定事項として、