復活の日
鑑賞終了にて、なんとなくトピックを起こしたくなった。
・・・すごいです、この映画。世界初の南極ロケなんだって。でもそんなところはどうでもよくて、とりあえずオレ様的に感動?したシーンをあげよう。ネタバレなので注意。
- ホワイトハウス、大統領の執務室。ついに病魔*1に斃れた大統領を背に、将軍が核ミサイルの自動報復スイッチを入れて、狂気を孕んだ高笑いをする様。
- ↑のスイッチを解除するために無人のワシントンD.C.、その地下深くまで潜入した主人公ヨシズミ*2と米軍少佐。コントロールルームの直前で地震がひどくなり、落ちてくる瓦礫で逃げ場を失った少佐が自らの仕掛けた爆弾で犬死にするシーン。
- 結局二人の決死行は間に合わない。ただ一人残されたヨシズミは、例の将軍の骸を見つけ、やりきれない想い*3と怒りを込めて蹴り砕く。
- 治療法皆無のウィルスによって人類が死に絶え、さらに核ミサイルによって世界そのものが滅亡するという、「世界の終末」二段構え。
- 生き延びていたヨシズミが途中南米の教会に立ち寄る。そこで倒れ崩れているキリスト像に言葉なし*4に語りかけるシーン:
「あなたはそこで何をしているのですか?」
「何も答えてくれないのですね」
「だったらそこでずっと寝てなさい」
他にもいろいろありますが、とにかくこの作品は是非観てほしい。どん底の中の僅かな救い、これがこの映画のキモですよ。ハリー・ポッターだのスター・ウォーズだの、見てる場合じゃないです。
しかしながら、放送後に解説してた福井晴敏とかいう映画監督を気取った若造。正直ゆってマジでムカつきます。貴様にこの映画をいろいろ言う資格があるのかと問いたい。小一時間問い詰めたい。思い切り興ざめしたぞ( ゜Д゜)ゴルァ!! 彼の監督作品で『戦国自衛隊1549』がもうすぐ公開だそうだが、きっと駄作に違いない。少なくともオレはそう読むね(冷笑)