スパイダーマン(東映版)
を現在鑑賞中。
決してSPIDER-MAN*1ではない。もちろんオリジナルはアッチで、元々アメコミなんだがそんなこたどーでもいい。すでに映画で2も出てるしここでわざわざなんか言う必要もあるまい。
スパイダーマンと聞いてこのフレーズが出てこない人は、どっちかというとモグリでしょ。
Yeah Yeah Yeah! ...Wao!! Yeah Yeah Yeah! ...Wao!! ビルの谷間の暗闇に(スパイダーマン!) キラリと光る怒りの眼(スパイダーマン!) 安らぎ捨てて 全てを捨てて 悪を追って 空駆ける (Change! REOPARDON!!) 君は何故 君は何故 戦い続けるのか 命をかけて ひとすじに ひとすじに 無敵の男 スパイダーマン
あ〜すんませんJASRAC無視してます。文句言われたら消すけど。この歌詞に覚えがある者は手を挙げなさい。貴方の知っているスパイダーマンは間違いなく東映版ですw 少なくとも今三十路を越えている当時の良い子達はこっちを見て育ったはずだ。オレなんて原作のほうが日本のパクリだろって長年信じてましたから!(切腹)
さて、版権の関係上もはや決して日の目を見ることはない*2といわれている(らしい)この名迷作だが、第1話からしてふるってます。
父親を鉄十字団に殺され、自らも斬りつけられて瀕死の重傷を負った青年山城拓也が、地下でスパイダー星のガリア王子に出会い、スパイダーエキスを注入されて死の淵から蘇り、それどころかクモの力を身につけてスパイダーマンにされるという、オリジナルストーリーどころか原作とは似ても似つかないトンデモ設定(爆)
彼の存在目的は父の敵討ちと、王子ガリアの復讐肩代わりときたもんだ。そして第1話、初めて敵の前に姿を現したスパイダーマンはこう名乗る。
「地獄からの使者! スパイダーマン!!」
次の話では、ギターに銃を仕込んだ子連れ刑事立花クンが出て来るんだが、彼こそは仮面ライダーV3、あるいは快傑ズバットで知られる主役より目立つ男宮内洋だったりする。幻覚キノコを追って敵の前に現れたスパイダーマンは
「キノコ狩りの男! スパイダーマン!!」
そのほかにも、壁を登るときに明らかにテープをつなげてロープを消してる跡がミエミエだったり、腕から出る「スパイダーストリング」が明らかにロープだったり、なぜか巨大ロボットものになってしまってたり、あらゆる場面でツッコミどころ満載!
2話見た後で、なんと当時の東映まんが祭の宣伝が入ってました。
銀河大戦……!! あの、和製スター・ウォーズみたいな感じのアレ!! うぉ〜そっちも見てー(T_T)